有江's IT 4コマ漫画 【第２１話：初音ミク】
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どもども、有江です。
★ 初音（はつね）ミク ★
『初音ミク』という名前だけ聞くと、ネット上のバーチャルアイドルのような印象を
受けがちですが、実は、ちゃんとした音声合成ソフトの製品名なんです。
このようなソフトをデスクトップミュージック (DTM) ソフトウェアと呼びます。
『初音ミク』は、クリプトン・フューチャー・メディア社が提供している製品ですが
製品に内蔵されている音声合成ソフト部品「VOCALOID2」を開発したのはヤマハです。
ただし、ヤマハ自体がそのソフトを販売することはなく、ヤマハとライセンス契約を結んだ会社が
独自に作成した音声データと、ヤマハ製の部品を組み合わせて、製品として販売しています。
ちなみに『初音ミク』の音声データは人気声優である藤田咲の声から作成されています。
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
★ 桜ノ雨 ★
「桜ノ雨」は、absorb（アブソーブ）という男性3人組のユニットが作詞作曲した歌です。
彼ら自身が『初音ミク』で作った作品を動画投稿サイトに投稿し、これが注目された事により
2008年11月、absorbは「桜ノ雨」で日本クラウンからメジャーデビューを果たしています。
ラジオや有線だけでなく、動画投稿サイトからも歌に火がつく時代になりましたね。
『初音ミク』の歌声をまだ聞いたことのない方は、是非、以下のYouTube画像をご覧下さい。
正直言って、人間の歌声にはかなわないとは思いますが、「ソフトでここまで出来るのか」と
音声合成の歌声とは思えないクオリティにびっくりするのではないかと思います。
上の画像が『初音ミク』の合成音声、下の画像が『absorb』の本人歌声です。
ちなみに、気合いを入れて『初音ミク』を購入したものの、自分の音楽の才能のなさに気づき
打ちひしがれているキャラの事を『弱音ハク』と呼ぶそうです。
こりゃうまい。いい感じに韻を踏んだ素晴らしいネーミングですね。
ではでは。