組織の生産性とは、個の力を結集させて、組織としてのアウトプットを出すことです。しかし現実の場面に目を向けると、同じ組織の中でも、個人やグループが違う方向を見ていたり、時には反発したり、思い込みがあったり・・・。
「個の力を結集させて組織のアウトプットにするのが難しい」 ということは、ビジネスの現場では多々あることです。ですが、それは企業にとっては、とてももったいないことではないでしょうか?
『 社員は、やることがたくさんあって忙しい、人が足りないと言っているが、
本当にそうなのだろうか?』 ・・・ある経営者の言葉です。
『 悪いことは、悪くなってから報告があがってくる。
「赤字になりそう」 と
最後に言われても手の打ちようがない』 ・・・ あるシステム部長の言葉です。
ありがちですが、由々しき課題です。このようなとき、次のような方針が示されることも多そうです。
■ 現状が分からないのが問題だ、現状を視える化しよう
■ コミュニケーションができていない、ホウ・レン・ソウのルールを決めて徹底しよう
間違ってはいません・・・ですが・・・結果として、これで課題は解決されましたか?
このような取組が、過去何度と無く、繰り返されてはいませんか?
『それは、 「常に行い続けるには、想像以上に負荷が高いから」 です。』
例えば、現状を把握するためには、次のような作業を行い続ける必要があります。
■ 予定、結果を、登録/報告する (← 情報入力の手間
がかかる)
■ 必要な人が見たい形式に情報を集計する (← 集計の手間 がかかる)
・・・ 忙しくなった時、果たして、皆が継続できるでしょうか?
難しいのでしょう。だから、いずれ問題が再発し、いたちごっこが続くのです。
このような課題解決のためには、社員の日々の活動を無理なくサポートすることが求められます。
それでは、生産性向上支援システムが、どのように課題解決を支援しているか?
次ページでは、その具体的な機能について、詳しく見てみましょう。